どうも、MacBook1台でノマドライフを送る、大島享です。
今回は、ブランディングの「情緒的価値」について、お伝えしますが、
ブランディング全体像を読んでいない場合は、先にそちらを読んでください。
それでは、動画をご覧下さい。
以下の文章でも、内容を把握する事が出来ます。
更に詳しく知りたい場合は、動画をご視聴下さい。
現代社会で、購入される要素とは?
もしも、あなたが、パソコンを購入するとしましょう。
あなたは、何を基準に、パソコンを選びますか?
僕の場合は、最低限の機能と、デザイン性で選びます。
このように、現代社会においては、
機能よりも、情緒的価値で、購入決定がされます。
成熟業界ほど、機能では選ばれない。
パソコンというものは、既に機能が、十分備わっています。
その道のプロでもない限り、使いこなせないほどです。
そう言った場合は、
消費者は、機能ではなく「情緒」で購入を決めます。
情緒的価値が無ければ、選ばれない。
今の日本は、成熟社会であり、モノが溢れています。
この時代においては、機能的価値で選ばれることはないです。
機能的価値は、既に備わっていて「当たり前」です。
そこで重要になってくるのが「情緒的価値」です。
なんとなく、いいかんじ~♪
情緒的価値とは、「感覚的に好む」状態を言います。
理論で説明するのが難しい部分です。
あえて理論で説明すると
・共通点
・見た目
この2点を説明します。
共通点
あるもの(商品)に、共通点を見出した場合に、
人は強く、ブランドを感じるようになります。
例えば、海外旅行に行けば、
日本人がいたら、嬉しくて話しかけたくなります。
趣味が共通する人と、仲良くなるのもこの原理です。
僕が、長年愛用している「印伝屋」というブランドがあります。
この商品を、愛用する理由は、出身地が同じという理由です。
こういった、理屈では説明不能な、
共通点に人は惹かれて、購入を決断するのです。
見た目
人は、見た目が良いモノを好みます。
かっこいい、かわいい、スマートである。
これは、機能とは全く関係ないものです。
しかし、購入決定のプロセスに、
見た目の重要度は、わざわざ説明する必要はないでしょう。
多少機能が劣っていたとしても、
持っていて、気持よいもの、かっこいいものを、人は選ぶのです。
僕が、MacBookを長年使っているのは、
デザイン性が好きと言う理由が、結構大きいです。
情緒>機能
このように、理屈では説明しがたい、
感覚(情緒)で、意思決定をする時代なのです。
この「なんとなく、いい感じ」という、
フワフワしたものを、ブランド戦略として攻略する必要があります。
機能よりも、情緒という時代の流れは、
今後更に、加速する事が予想されます。
この機会に、あなたの情緒的価値を、
しっかりデザインしてみてください。
今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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