どうも、世界中のナイトスポットで遊ぶ

自由パパ、大島享(おおしまとおる)です。

 

先日、スタッフと沖縄に行ってきたついでに、

沖縄で伝説となっている社交街

「真栄原(まえはら)社交街」に、行ってきました。

 

といっても、今回は下ネタはありません。

真栄原社交街は、すでに壊滅していて、

廃墟になっているからです。

 

建物が当時のまま残っているため、

ある種、異様な空間になっていました。

 

 

 

真栄原社交街の場所・アクセス

 

真栄原社交街は、

タクシーもしくはバスで行くのが良いでしょう。

 

バスの場合は、最寄りのバス停は「第二真栄原」になります。

沖縄都市モノレール(ゆいレール)の旭橋駅近くにある、

那覇バスターミナルからであれば、

27番、80番、110番等、第二真栄原に行けるバスは多いです。

 

 

 

真栄原社交街とは、どんな街なのか?

 

真栄原社交街は、大阪・飛田新地のような、

ちょんの間を指します。

 

しかも、飛田新地は、15分11,000円ですが、

真栄原は、それよりも大幅に安く、

15分5,000円で、遊ぶことができました。

 

また、飛田新地は2階建てで、

1階でお金を支払い、2階でセッ○スをするという流れですが、

真栄原は平屋建てのため、1階の奥の部屋でセッ○スを行います。

 

値段が安い割には、質の高い、且つ若い女性が多いため、

男性客は多かったです。

 

しかも沖縄なので、男性客も、女性側も開放的な気分になっており、

女性側もノリが良く、陽気に声をかけてくるため、

真栄原にハマってしまう男性も多くいました。

 

ただそれももう、過去の話です。

 

現在は、全てのお店が摘発されてしまい、

遊ぶことはできません。

 

 

 

真栄原社交街の歴史

 

真栄原社交街は、目の前にある、

普天間飛行場で働く米兵向けの売春街として、

戦後の1950年代頃に通称「新町(しんまち)」として営業が始まります。

 

当初は米兵向けでしたが、徐々に日本人向けのお店が

増えてきたといわれています。

 

その後、真栄原社交街に行くために、沖縄に行く人もいたくらい、

安い上に可愛い子が揃っている、優良ちょんの間として、

知る人ぞ知る、夜遊びスポットとなりました。

全盛期は、100店舗以上は営業していたといわれています。

 

 

しかし2009年、女性市民団体や地元宜野湾市が、

浄化作戦を展開します。

警察もこれまで、社交街の存在を黙認してきましたが、

2010年より、ようやく重い腰を上げて、次々と摘発していきました。

 

2011年には、店舗がすべて壊滅し、

約60年の歴史にピリオドを打つことになってしまいました。

今はゴーストタウンのようになっています。

 

 

 

真栄原社交街の、現在。今後、復活するのか。

 

実際に、現在の真栄原社交街に、

行ってみました。

 

最寄りのバス停は、前述の通り、

「第二真栄原」になります。

以前は「新町入口」という、分かりやすいバス停だったんですが、

浄化作戦により、バス停の名前も変わりました。

 

上にシールを貼っただけだったのか、

うっすら「新町入口」の文字が残っています。

 

バス停を下りると、「喫茶カップメン」が見えます。

「喫茶カップメン」の脇道に、

かつては「真栄原社交街」の看板が掲げられていました。

 

 

脇道を入って、しばらくすると、

ボロボロの平屋が立ち並んだエリアに着きます。

 

これらが全て、かつて「ちょんの間」だった建物です。

当時のまま、廃墟のように残っています。

ゾンビでも出てきそうな・・・夜行くと怖そうです。

 

 

「18歳未満の入店はお断りします」という注意書きを見ると、

ああ風俗店だったんだなということが分かります。

 

まさにゴーストタウンになっていて、

人はほとんどいません。

かつては活気がある風俗街だったことが、

信じられないくらいです。

 

真栄原社交街は、復活を願っている男性は多いですが、

正直、一度摘発されてしまったら、復活は難しいでしょう。

 

 

 

真栄原社交街 まとめ

 

今回真栄原社交街に行ってみて、感じたことは、

全盛期の頃に行ってみるべきだったと後悔したのと同時に、

今もなお、当時抱えていた闇を感じました。

 

昔は発砲事件も発生していて、

ヤミ金とのつながりも噂されていました。

実際に、高校生に売春を強要して、

逮捕者が出ていたこともあります。

 

それらのイメージや、治安悪化をなくすため、

真栄原社交街を浄化していく流れは、

地元・宜野湾市の考えとしては、当然のようにも思えます。

 

ただ、それと同時に、

地元・宜野湾市の今後が心配になりました。

 

沖縄での観光スポットと言えば、

「国際通り」や「首里城」、「美ら海水族館」や、

世界遺産の「斎場御嶽(せいふぁーうたき)」等が有名ですが、

「真栄原社交街」の地元・宜野湾市には、

そういった観光スポットがありません。

 

何かあるとすれば、

それこそ「真栄原社交街」ができるきっかけになった、

普天間基地くらいしかありません。

そんな市に、観光客が来ることがあるでしょうか。

 

こういった風俗の一斉摘発は、

同時に街に来るきっかけをなくすことになります。

中国の東莞も同様でしたが、

こういった一斉摘発で観光客が来なくなることが多いです。

街を潰しかねない、諸刃の剣のような気がします。

 

タイ・パタヤも、同じことにならないでほしいと、願うばかりです。

 

 

 

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